理想的な階段とは、階段幅が広い、手すりがついている、傾斜がゆるいなどの条件が整っていることです。これらの条件をすべてみたし、階段幅は1m、踏み面は25?、蹴あげは18?です。しかし、現実には、狭くて急な階段がほとんどです。とくに180度回転する場所は、1段分を6段に分けて、斜めの階段にするのが一般的です。降りるときに、勢いがついてふみはずし、転落……というケースが多くなるようです。ですから、踊り場をたっぷりとることができれば、平らな場所で回転できるわけで、事故はかなり防げることになります。
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ちょっと脱線してしまいましたが、階段まわりの収納に話をもどしましょう。踏み面下の空間が収納スペースになる、という人もいて、実際に踏み面下に引き出しをつくったり、踏み面をふたにして、その下を収納庫にしている人もいます。しかし、この方法には私は反対です。引き出し式にしても、ふた式にしても、きちんとおさめておかないと、階段をふみはずすおそれがあり、とてもこわいからです。主婦が几帳面な人だったとしても、お子さんなどが使って、もとどおりの踏み面状態にもどすかどうかは、保証のかぎりではありません。ですから、お年寄りや子どもがいる家庭では、絶対にさけましょう。