たとえば父親の「書斎」や母親の「家事室」などがうってつけで、「これはお父さんの書斎だが、おまえの勉強のためにしばらく貸してやる。だから大切に使いなさい」とやる。すると、どうだろう。子供は父親のにおいのする書斎に大変な愛着を持ち、大切に使う。自然に勉強の意欲も湧いてくる。しかも、この部屋には父親の書棚があったり、ゴルフバッグがあり、父親は堂々と、しかも頻繁に出入りすることができる。これで子供が部屋の所有権を主張するはずがない。
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要するに、新築の時も増築の時も、設計図には子供部屋と書かずに必ず書斎か家事室か予備室としておくべきなのだ。子供に部屋をと考える前に、親の生活をきちっと確保し、その上で子供に空間を重ね利用させるのだ。以下で、その具体的な方法を考えてみよう。