売買する土地・家屋の価額によっては印紙税もかなりの額になるが、売買ではなく交換の場合は、契約書の書き方によって印紙税額が違ってくる。たとえば、A氏とB氏がそれぞれ時価五〇〇〇万円の所有地を交換し、「Aの所有地五〇〇〇万円とBの所有地五〇〇〇万円を交換する」と契約書に書けば三万円の印紙を貼らなければならないが。「Aの所有地とBの所有地を交換する」とだけ書けば、契約金額の記載のない書面となり二〇〇円の
契約書の書き方によって印紙税額が違う... の続きを読む
ひとつの工事を施工する時の手順を考えてみよう。「(1)発注者の予算、狙いを探りだし、考えているような値段で、自分たちができるかを工夫する。情報収集、事業計画書策定、実地調査、見積り、社内の施工体制(誰が担当できるか、技術的にやれるか、機械や下請は……)などの立案である。(2)成約できたら、すぐ予定原価を計算する。これが「実行予算」といわれるものである。この実行予算をつくるためには、工事の方法を考え
ひとつの工事を施工する時の手順を... の続きを読む
結露はカビを呼び、カビはダニを呼ぶといわれている。免疫力の弱い老人、子供、病人にとってはカビ、ダニは深刻な事態を招きかねない。教授は以前から開放型ストーブの問題を訴えてきた。「ストーブ・ファンヒーターは、排気ガスで部屋を暖めている暖房機具。昔からあるために不思議に思わないのでしょうが、自動車の排気ガスで車内を暖めようとは誰も思わないでしょう。いってみればストーブ・ファンヒーターを部屋で使うことは、
カビ、ダニは深刻な事態... の続きを読む
「安心」「信頼」を売る大手のハウスメーカーだが、その実像は「手抜き、骨抜き、5割抜き」の世界だと、専門家は語る。「大手ハウスメーカーの仕事はほぼ丸投げです。設計も現場も統括的な人間以外はコスト削減のために、外部に丸投げしています」現場の作業も外部に丸投げ。とくにプレハブ鉄骨系メーカーは、自社のミスにもなかなか気がつかない作業員も多いという。「ハウスメーカーには、在来工法、ツーバイフォーの他に、認定
見積もりもあいまい... の続きを読む
小屋組の話のついでに、屋根の代表的な形の説明をします。現在、日本の木造住宅で見られる屋根の形は、ほぼすべてつぎの三種類のうちのどれかです。
切妻
「切妻」の妻を切るとは物騒な言葉ですが、妻とは、端を意味します。屋根の端が切り落とされた形なので、この名があります。日本国中で一番多い屋根の形です。なお、切妻屋根の下端を「軒先」といい、日常会話でもよく使います。他方、妻のほうに突き出した
屋根の形... の続きを読む
ひょっとしたら床はベニアという奥深い解釈をするかもしれないし、屋根はベロベロとトタンを張り、印紙は新聞紙、おまけに断熱材がわりに廃材を放りこむ、ということに走りかねない。つまり「おおまか」な図面を「性格」に守ってさえいれば、文句は言えないのである。契約書に判子をついたら最後、頂けた下駄はもう取り返せないのである。日本人全員に言えることだが、契約に対して実に淡白すぎるのだ。もちろん、相手を財用するこ
理想にたどりつけないと直観... の続きを読む
売ってしまえばよいではないか、ということになるが、売ればたちまち長者番付に載ってしまって、税金は取られるわ、マスコミにはセンセーショナルに書かれるわ、世間からも白い眼で見られるのでは、売ることも躊躇せざるを得ない。それゆえ多くの地主達は、土地の値上がり期待もあって、土地を握ったまま質素な暮らしをしながらじっとしているだけで、土地を生かして事業を始める気に、なかなかなれないのである。ただじっと待って
土地の使い方が下手な日本社会... の続きを読む
2006年の後半、2007年、2008年に特約期間の満3年に達する人の場合には、もっと上がっている可能性が高い。仮に借り入れたときの店頭表示金利2.3%より1.0%上がっていると毎月返済額は11万円台に、2%のアップだと13万円台に、3%では15万円台になる。当初の返済額からの増額率をみると、1%の場合で38.6%、2%で57.6%、3%では77.8%になる。そんなに上がるとは考えにくいが、仮に4
固定期間選択型の金利は上がっている... の続きを読む
これからの日本の不動産価格は極めて難しく、今後の不動産取引においては、「価格の下落、賃料の下落」を前提にして判断しておく方がリスクは小さい。もう、不動産価格は反転して値上がりするなどといった期待での取り引きは危険が大きいのだ。現在の価格下落の主たる要因は不況ではないのだから。また、不動産は、必要なときに、必要なぶんだけを取得しよう。毎年、地価が下落していく時代であれば、資金の許す限り、すぐに利用す
日本の不動産価格は極めて難しい... の続きを読む
都市計画によって新しく道路が計画されている土地に建築するときは、都道府県知事の許可を受けなければなりません。土地区画整理事業が行なわれようとしている地区も同様です。このような制限を「都市計画制限」と言いますが、個人の財産権に対する制限ですから、事業の著しい障害にならない場合には、一定条件の下で建築の許可が与えられます。たとえば、土地区画整理地区内や都市計画道路の区域等における都市計画制限において許
建物の形式や色や形が制限されることがある... の続きを読む
急いでやってプラスになることは何もないと思ってください。「十分な日数を取ったつもりだけれど……」それでは、なぜ突貫工事になるのでしょうか。失敗を繰り返さないためにそのあたりを追求しておきましょう。ほとんどの場合、そもそもスケジュールの立て方に問題があります。失敗を防ぐためには、まず完成して引越し、入居する希望日を決めます。そこから逆算して、いつ着工するかを決定します。そうすると、いつまでに基本設計
現場監督とよく話し合って... の続きを読む
当面は毎月5万円台の返済であったとしても、ボーナス時にはその何倍もの加算額が付き、金利が上がった場合には返済額か増える可能性があるのではないかなど疑問を抱くようになっている。かつての不動産業界であれば、モデルルームなどを訪問して、資金計画を立ててもらうと、必ずといっていいほど金利は将来増額の可能性の高い超低金利のローンを利用し、返済期間は最長の35年、元金の半分までをボーナス返済に回すような内容に
大多数のお客のほうが大切... の続きを読む
大学から始めて10数年一人暮らししていました。食事は自炊ですかってよく聞かれますが、ほとんど自炊しなかったです。学生時代は学食が安かったので良いですが、会社員になってからは外食は高くて、少し自炊にチャレンジしました。でも、一人で作ってもたくさんできるし、毎日一人で食べるのもなんだかさみしいし、割に合わない感じで全然続きませんでした。結局、ご近所の食堂3?4件のひいき客になりました。チェーン店だと高
一人暮らしでの食事について... の続きを読む
兄の会社は経営が悪化しているため給料が下がることになった。そこで家計の見直しをした結果、家賃の高い今の住まいを引っ越すことにした。自分と息子の通勤に影響が及ばないように、おなじ私鉄沿線で特急一駅分だけ都心から離れるが、駅から徒歩15分の中古マンションに決めたのだ。もちろん家賃は安くなり家族4人が暮らせるだけの広さがあり、駐車場も確保できることなども決め手になったと思う。それとともに重要だったのが犬
兄が選んだ中古マンション... の続きを読む
子供が小学校にあがる前に落ち着く場所が欲しいのと、子供のためにもマイホームを購入しようと、夫と相談しあって、都心から少しはなれた中古マンションの一室を購入しました。夫も私も共働きなので、小学校が終わったら息子を預ける場所を探さないといかないと考えていましたが、マンションの管理組合で管理人さんを中心とした託児所のようなものがあるというので、そちらにお願いすることにしました。託児所代わりというのでしょ
中古マンション管理組合はお得!?... の続きを読む
デリバティブ(正味の債権)時価評価が原則ですが、取得原価で評価することもあります。運用目的の金銭の信託もご存知のとおりです。金融負債の貸借対照表価額金融負債には、一般的に時価がないか、時価が存在しても事業遂行上の制約により清算をして時価を実現することが困難なため、事業譲渡は行いません(デリバティブにより生じる正味債務を除く)。時価のあるものは時価評価が基本になる金融資産の貸借対照表価額・金融資産に
デリバティブ(正味の債権)時価評価が原則... の続きを読む
外国製品といっても据えつけるのは日本人仕様の間取り。このためにサイズが違ってうまく取り付けられず、何とか特注部品を作らせて納入している下請け業者を私は知っている。こういうものはえてして故障しやすく修理も難しい。無償保証期間内ならいいが、それ以降に故障すれば泣くのはお客さん自身である。そうはいっても、こういうことを自由にできるのは設計と監理を丸抱えにしている一部の大手建設会社だけだ。設計を設計事務所
採算ベースで簡単にコストダウンできる... の続きを読む
日本は大平洋戦争で敗戦し、経済は壊滅的な打撃を受けましたが、その後に目覚ましい高度成長を果たしました。高度成長を経験してきた50歳以上の男性は、人生の大半を「土地の価格は上昇し続ける」という「土地神話」の時代に生きてきたため、財産としての土地の価値を他の世代よりもよく見る傾向にあります。高度成長期は、経済規模の拡大が本格化していく過程で、地方圈に住んでいた多くの人が、東京や大坂などの大都市圈に吸い
50歳以上の男性が失敗しやすい理由... の続きを読む
現場は一番の展示場といいます。そのために、何をさて置いても工事用看板を出して下さい。さて工事用看板を書く場合、看板自体を使い回しにしますので、建て主様の名前と現場住所だけを書き直しする場合があります。そのとき、建て主様の名前が長くなるような時に「様」の文字に被る場合があり、結果的に建て主様を呼び捨てにした形になってしまう時があります。要注意です。建て主様の名前は普段から様付けで呼ぶようにした方が良
工事看板設置について... の続きを読む
陥没の多くは土砂の埋め戻し不良が原因だ。掘削した土砂は体積が1・5倍に増えるので、そのまま埋め戻したのでは土砂が余ってしまう。したがって、土砂を十分に突き固めて、水を流し込みながら締め固める必要がある。地盤沈下のひとつの原因はこの作業を怠ったということだ。地盤の陥没を放置しておくと、基礎にも影響が出てくる。陥没すると地盤に高低差ができるから、高い位置にある土砂が低い場所に流れてくる。そうすると、基
地盤の陥没は住宅の生命に影響する... の続きを読む
床暖房が、わが国のマンションにもたくさん取り入れられるようになってきた。昔の床暖房でひどかったのは、銅管にお湯を通す方式のもの。コンクリートにこれを埋め込むと、一ヶ月くらいで床面にムカデのような形のひび割れが走る。温度変化で銅管が伸びたり縮んだりするためだ。お湯による床暖房は、お湯を出す根元と筒先で温度差が生じるため、床の表面材に反りや変形が生じやすい。表面材には寸法安定性のよい材料をつかわないと
千年住宅には床暖房がおすすめ... の続きを読む
住宅ローン選びのポイントは、大きく「金利タイプと金利の高低」「返済方法」の2つです。ここでは、前者の「金利タイプと金利の高低」について見ていきます。金利タイプは、「変助金利型」「固定金利期間選択型」「長期固定金利型」の3つがあります。この中で民間の金融機関は、変助金利型と円定金利期間選択型がメインです。変動金利型は、年に2回金利が見直される一般的なタイプのほかに、金利上昇に上限を設けた「上限金利特
金利上昇時には長期固定型金利が安心... の続きを読む
田舎暮らし、最近はスローライフなんて言葉もありますが移住する理由は様々のようです。農業を始めたい・アウトドアの趣味を満喫したい・精神面で癒されたいなどです。しかし都心からの移住となると特にそれなりの覚悟も必要のようで。仕事も求人が少ない、給料も安い・娯楽施設もないもしくは少ない・生活に必要な病院、スーパー、役所などが近くにない。要は不便な土地なわけです。なんだかデメリットばかり書いてしまいましたが
田舎の土地での暮らし... の続きを読む
バブル経済の崩壊で土地神話も崩壊したという話はよく聞かれる話です。ですから、土地は転売して儲けるといった発想で所有するものではなくなったのです。特に先祖代々のものを相続のために手放すといったケースも多くなっており、相続税の対策などもきちんと行っておかなければなりません。そういった意味で持っているから、お金持ちだという意味ではなくなりつつあります。お金持ちはそれなりの勉強しているのです。ですから、値
土地は値上がりしなくなった... の続きを読む
中古住宅にはトタン屋根が使われていることがあります。このトタンは亜鉛のメッキ鋼板であり亜鉛が先に腐食しやすいためそれを利用し、中の鉄をさびさせないようにする方法です(もっとも長年使っていれば腐食しやすくなるが)。屋根などの建築材として使うには表面を波打たせ、非常に頑丈にしてから使われます。雨どいや簡易的な倉庫なら全面に使う場合も良くあります。安価な製造が可能なため調達しやすく、現在あちこちの簡単な
中古住宅に使われるトタンとは... の続きを読む
ミラノのドゥオーモと呼ばれる教会堂があります。500万人ものカトリック教徒が住むミラノにある大司教の住居でもあり、尖塔それぞれに繊細な装飾が施されています。尖塔は135本あり、それぞれに聖人の像が掲げられ、最上部に黄金のマリア像がありました。昔の建物はこれ以上高く作ってはいけないという規定があったようです。勿論、これだけの装飾をつけた尖塔を作るのは非常に難航し、完成まで500年もかかってしまいまし
複雑かつ精巧なミラノの建物... の続きを読む
新しく建った建造物が、すんなりとまわりに溶け込んでもらいたいからである。目立たないという溶け込み方だけではない。きちんとした個別性をもって、まわりの環境の中で存在感を持ちながら、一体になってもらいたいのだ。そのためには、その土地と向き合う工夫がいる。それが土地の力を知ることであり、それを生かすことだ。「アパートメント傅」のある土地にはアパートが建っていた。その前は漬物をつくっていたらしい。練馬大根
大切にしたい新築する土地の歴史... の続きを読む
ダブル断熱を考案したと言えばかなり大げさに聞こえますが。実は計画的に考案したわけではなく、けがの功名のようなものだったのです。しかし、このケガの功名からできた工法こそが、今、現存する断熱工法のなかでは最高のものであると思います。そして、どの国の風土にも合う万能な工法であるとも思います。特に湿度の高い日本にこそ、最適な工法であると考えています。内部の湿気は、セルロースファイバーが調湿し、外部の湿気は
ダブル断熱の誕生... の続きを読む
あわてて飛びつかなくても、ライバルが少ないときは価格の交渉もじっくり納得がいくまでやればよいのです。思った以上に良い物件が安く手に入るのもこのときです。仕込みの仕事はあわてずにゆっくりと、サラリーマンならできるはずです。実際に物件を見定めるには、土地の価値を吟味し、中長期にわたってその土地が、あなたにどんな効用をもたらしてくれるかを見極め、建物の劣化の状況を確かめて、今後の収益を考えるようにしまし
5年後の町の様子を予測できる町の不動産屋... の続きを読む
銀行というところは、「天気のいい日に傘を貸す」と言われるほど、金や不動産を持っていて困らない人に金を貸したがる。逆に言えば、金も不動産もない人は、ほとんど相手にしない。貨幣経済下、インフレ経済下において銀行の融資を受けないで、財産をつくるということは、ほとんど不可能に近い。事業で儲ければよいではないか、という人がいるが、その事業も銀行とうまく付き合っていかなければ成功は難しい。私の場合、銀行様々で
銀行の信用... の続きを読む
「三面等価の原則」の実質的排除がそれである。不動産の評価手法には三手法ある。(1)原価法(不動産の費用面からの評価)(2)取引事例比較法(不動産の市場性からの評価)(3)収益還元法(不動産の収益性からの評価)各手法の説明は、割愛するが、各手法から算出した価格(試算価格)は、これまでの基準では、等しく妥当性があるものとして尊重して鑑定評価額を決定するものとしていた。理論的には一致するものであり、これ
「三面等価の原則」に実質的排除... の続きを読む
古い街並みの地域で交通に便利であるということを条件に、一戸建てや土地をさがしていますと「この道路は2項道路です」ということを聞くことがあります。これは幅員(道路の幅)が4メートルに達していなくて、道路の中央から2メートル後退して住宅を建てることで、初めて建築確認申請がおりるというものです。道路の双方が後退することで、結果的には4メートルになるというわけですが、分譲地のように、初めに道路や公園などの
自分の土地の有効面積が減ってしまう... の続きを読む
彼女たちのマンション購入資金については、個人差はあるものの、一般的な若年層の家族と比較して、自己資金を十分に持っている人の比率が高い。一〇〇〇万円前後の自己資金を用意している人も少なくないし、四〇歳から五〇歳代の女性では、数千万円という例も散見され驚かされる。その意味では、住宅需要を支えてくれる新しい担い手といえる。女性のマンション購入が増えている動きは、これから先もしばらくは続くだろう。その背景
マンションを購入する女性たちの自己資金は... の続きを読む
資金づくりでは面白い話がありまして、現代の若い入らしい発想ですが、「結婚資金をマイホームの頭金に回したらどうだろう。これで数百万円はできる」真剣にこれを考えたカップルがいます。確かに結婚の費用はバカにならぬ金額で、ちょっとした披露宴でも百万円ぐらい吹っ飛んでしまうそうで、このお金をかなり削ってマイホーム資金に回す、これも合理的で現実的な知恵といえなくもありません。「結婚式は会費制にして無駄な費用は
結婚資金をマイホームに回すのは名案か迷案か?... の続きを読む
過去に一度、住宅金融公庫の資金を借りたことがあるが、今度建て替えのとき、また公庫資金を申込めるのだろうか、という疑問を持つ人もいる。こんなときでも、建て替えのためにもう一度、公庫融資を利用することは可能だ。ただし、今まで借りた資金で残っているものがあれば、清算した上で申込みをしなければならない。つまり公庫資金は、一生のうち何度でも利用することができるわけだ。一度、二度だけでなく、三度でも利用するこ
住宅融資は、一生のうち何度でも利用することができる... の続きを読む
「品確法」にはまだまだ問題点が多く、事実、残念ながら未だに全国中に欠陥住宅は建てられつづけています。家を建てたいと思う者が泣き寝入りを避けるには、なにより、トラブルに巻き込まれないよう、事前に準備することに全力をあげることが必要なのです。他人にまかせきりで、あとでトラブルが発生したとしても、厳しい言い方ですが。それは「自業自得」でしかないのです。「品確法」に効用があるとしたら、住宅にはこれだけ解決
良い家を実現するか真剣に考える... の続きを読む